アドラー心理学で自己肯定力を鍛えよう

私がACから回復するにあたり、2ちゃんねるのコピペの他にアドラー心理学もとても役に立ったので、こちらも紹介しておきます。

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アドラー心理学とは

アルフレッド・アドラーが創始した心理学の体系で、アドラー自身は個人心理学(individual psychology)と称していました。

アドラー心理学では「個人」はそれ以上分割できない存在だという考えから、「個々人の集合である全体は、個人の機能等を使って目的に向かい行動する」と考えています。
乱暴に簡単に言うと、個を尊重することで社会を考える心理学なのです。

具体的には
相対的にマイナスの状態(劣等感を覚える状態)
から
相対的にプラスの状態(優越感を覚える状態)
を目指して行動します。

要するに、自己肯定の心理学とも言えるのです。

アドラー心理学のとっかかりに

私がお世話になってきた「セクシー心理学」というサイトの管理者、ゆうきゆうさんが「マンガでわかる診療内科」という本を出版されていますので、名前を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ゆうメンタルクリニックの公式サイトで元々掲載されているマンガでして、アドラー心理学も取り扱っています。
アドラー心理学は難解な部分も多いのですが、こちらはマンガで気軽に触れることができるので、とっかかりとしてオススメ!

マンガでわかるシリーズのURLを貼っておきますね。
http://yuk2.net/manga

アドラー心理学は万能ではない

アドラーに限らず、他の心理学でも言えることですが…
全てにおいて万能の学問は存在しません。
その学問でなにが得られるのかを客観的に考えながら勉強するのが重要です。

私は確かに自己肯定という部分でアドラー心理学に大きく手助けされましたが、アドラーさえ実践すれば必ずACから脱却できるというわけでもありません。

例えばアドラー心理学では「褒める」ということを否定しています。
なぜなら褒めるという行為は上下関係を生み、また、褒められることに依存する人間を生み出すことになる、と考えるからです。
同様に、叱る、教えることも否定しています。

これについての説明で、具体的に「◯◯という言葉を使ってはいけない」とする方がたまにいますが、私は状況と関係次第でその言葉に上下関係があるとは限らないと感じるため、言葉狩りをする方には反対です。

上下のある言葉ではなく、対等な横からの励ましを

アドラー心理学もきちんと読めばこういうことを謳っているのですが、PRのうまい方の意見の方が目立ってしまうので、ここまで行き着ける人は専門家じゃなければ少ないのではないかなーと懸念しています。

例えば会社で何かを成し遂げた部下に対して、一切褒めない上司は部下を潰します。
褒めるのも
「偉い!よくやった!」
と単純な褒め言葉を並べるのではなく
「今回の件で◯◯が実現したぞ!お前の実力だ!」
のように、客観的にプラスとなった事実を肯定するのが、適切な褒め言葉です。

私はあえて、褒めて教える

すでにACとなってしまった方々は、一般の人よりはるかに自己肯定力が低いのですね。
従って、自己肯定できるようになるためのきっかけとして、外部から褒めることは有効だと考えます。

最終的な目標は「外部の意見に影響されず、正しく自己肯定のできる人になること」ですが、そこへ至る手段として「受け止める」「褒める」「教える」という方法を取っています。
ただし、極力上から目線にはならないよう、対等な立場からの意見となるよう心がけていますし、自分の視点を投げかけるというカタチで、これはこう!と押し付けないように意識しています。

まあ、教育や福祉と縁が強いため、私がそういうやり方しかできないということでもあるのですが
(;´Д`)

教育は、単に知識を詰め込めばいいわけではありません。
もちろんテストなどがあるため、年齢に応じた知識の習得はさせねばならないのが教育の世界ですが…
個々の興味や関心に合わせて、自発的に行動する興味関心を引き出すのも教育者の力です。
もちろんそれができない教育者・指導者もいますが…
全てひっくるめて「教えることはよくない!」という考え方につながるメッセージを出されている方が散見されるため、アドラー心理学を盲信する方は、私は怖いです。

これから新しい分野に触れる方へ

これからアドラーに限らず新しい学問や情報に触れる方は、違和感があった場合にそれを封じ込めないようにしてください。
ACはもともと理不尽でも親の意見を受け止めてきた方々ばかりなので、染まりやすいのです。

・自分は他者の意見に染まりやすい
・自分の抱く違和感を我慢する必要はない
ということを時々でいいので、思い出して振り返ってみてください。

毒親とは別の偏った思想や団体に染まることなく、ありのままの自分に辿り着くことが、ACからの脱却ですから。

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