予想もしてなかった、底辺からの脱出のきっかけ

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底辺から脱出したきっかけ

底辺からの脱出は、予想もしていませんでした。

たまたま気が向いて、遠くに行ってしまった家族の元へ遊びに行ったんです。
母がうつになった、生活保護で生活している、というのは聞いていました。
だから寝たきりなのは仕方がないと思っていました。
夕方になっても母は起きません。

うちは貧乏人の子沢山で、年が離れた兄弟がいます。
末っ子に「晩ごはんはどうしてるの?お買い物にいく?」と尋ねました。
「いつもお母さんの財布からお金を貰って、お弁当を買いに行ってるの」そう返事されました。
「じゃあ、今日はお姉ちゃんと買いに行こうか。お母さんは寝かせておいてあげよう。」

末っ子は、お弁当屋さんでは一番安いのり弁を選んでいました。
私が衝撃を受けたのは、帰り道の末っ子の言葉でした。
「今日はチケット3枚もくれた!これたくさん集めたら、タダでお弁当が食べられんだよ~」
「本当は一回に1枚しか配ってないんだけど、いつもいくからおばちゃんが内緒でオマケしてくれるんだよ~」

小学校低学年だったんですね。末っ子。
毎日お弁当。
私が来ても起きられないってことは、毎日起きてこないってことじゃないの?
今日の朝昼は家にあるもので私が作ったけど、パンと米と乾物以外になにがあった?
その状況で、毎日ちゃんと学校に行ってるの?

もちろん子どもにそんなことを聞いてもしょうがない。
だから、夜に起きた母に聞いたのです。

答えは
「うつだからしょうがない。一緒に住んでもいないあなたに話してもしょうがないでしょう。自分の生活すら怪しいくせに偉そうに。指図しないで。」

その頃の私の心理状態

もっと早く言ってくれたら、一緒に住んでご飯ぐらい作るのに!
たかだかお金のことで生きるか死ぬか悩んで、バカか私は!
小さい子どもが3食まともに食べてないことのほうが重大じゃないか!
私が母から離れることより、子どもの生活をきちんとさせるほうが優先だ!
キリのいいところで辞める!

今の私から見て思うこと

母の言葉に腹は立ちつつも、「離れて住む娘に心配かけたくなかったんだなあ」というのはうっすら分かるわけですよ。
それにしても、めちゃくちゃひどい言い方ですよねwww
気持ちはわかるけれど、だからってその言い方はないわ~

しかし、デモデモダッテで滞っていた私の時間が動き出したのは、まさにこの瞬間だったのです。
元々こども好きという自覚はしていましたが、子どもの食生活で自分の環境を迷わず変えるレベルで子ども好きっていうのは、この件で初めて知りました。

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