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私の恋愛観の変遷 その3。結婚とは何か?

ACと私の話
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男友達(現旦那)に浮つく

現旦那と知り合ったのは、元彼と知り合ったときとは別のオフ会でした。
その日のうちに旦那の衣装を作ることが決まり、その結果、旦那は私と顔を合わせると「みよちゃん愛してる!」と叫ぶようになりました。
ぶっちゃけ私の初期の印象は「何だコイツ」です。

オフ会には彼も参加していたので、半ば彼公認の男友達でした。
オフ会の面々も「みよちゃんと旦那くんはそういう関係だからw」とネタにするような間柄でした。

そこから夜な夜なチャットでやりとりしたり、オンラインゲームを一緒に遊ぶ仲になるんですが…旦那がまたなんでかタイミングいいんですよ…。

家のことや自分のメンタルの関係で彼と喋りたいのに、返事が返ってこないとき…そういう日に限って、必ず旦那から連絡が来るのです。
そんなことが続いたら、本当は彼に相談したい弱音とか愚痴とかを、現旦那相手に言っちゃうじゃないですか。

否定も肯定もせず、でも自分だったらこうするかもとか、こうしたら楽になるんじゃない?とか、それはみよちゃん考えすぎだよとか、ごく普通で当たり前の、彼としたかったやりとりができるんですよ。

月に一回やりとりがあるかどうかの彼氏と。
お前は私に監視カメラでもつけてるのか!?という絶妙なタイミングで連絡がくる友達

そりゃそっちに浮ついてもおかしくなかろう!

欠点探しをして墓穴を掘る

でも当時の私は彼と結婚するのだと決めていたので、それ以上旦那のことを好きにならないように、欠点探しを始めます。

これがまた逆効果(;´Д`)

喫煙者、パチンコ好き、お金にルーズ、仕事続かないとか、今も欠点だと思ってるところは当時も欠点だとわかっていたのですが、旦那は旦那なりに考えて行動しているのも知っていたのと、最低限旦那なりにマナーやルールがあったので、全然気にならないんですよ。

それよりも、思っていたより真面目だとか、口は悪いけど気持ちがおおらかだとか、実はボクっこだとか…かわいいと感じる面をどんどん発見していくことになり、墓穴を掘る結果に…

そんな折に、旦那がふざけたお願いをしてきました。

旦那
旦那

今度関西行くから、みよちゃんとこ一泊させてよ

私

ハァ!?恋人がいる異性によく頼めるな!?

旦那
旦那

頼むよ〜みよちゃんしか頼れないんだよ〜

私

私は異性単独は泊めないって言ってるだろ!
平日だから、他の面々も翌日仕事で泊まるの無理だし

旦那
旦那

絶対何もしないって〜

みたいな押し問答が繰り返された結果、私が折れて
「万が一何かが起こったら、とりあえず彼と別れる」
と決めて旦那を泊めてしまいます。

が、宣言通り何もなく、逆に私がそれで、旦那すごい人間だとトドメを刺されることに。

しかしその後、旦那は転職すると同時に「婚約者ができた!」と一報を寄越してから、たんおめメール以外の連絡がなくなるのでしたw

私が勝手に浮ついていましたが、さすがに既婚者とどうこうなるつもりは一切ないので、無事に諦めがつきました。
当時、旦那は32歳、私は29歳でした。

ある日突然冷めた

三十路に入って何度目かの別れ話をしていて、私は彼にとって一体どんな存在なんだと疑問に感じました。

私

あなたにとって、私はなに?どんな存在?

彼

えっ…彼女

私

そっか…これだけ長く付き合っても、私はただの彼女なのね

彼

そうだね、まだ関西に戻れないからなあ…

私

30になったら、年収600万超えたら、関西に戻れたら…
これ全部あなたのライフプランなんだよね。
でも、どれもいつ達成するのか現時点では未定だよね?
私は共働き希望だからあなたの収入が600なくても気にしないし、それより物理的に出産には限度があるんだよ…
私は、私のライフプランをあなたに合わせて全部変えてきたんだけど…

彼

それは申し訳ないと思ってる

私

でもあなたは自分の都合でしか自分のライフプランを変えないよね。
もっと根本的なことを聞くけど、あなたにとって結婚ってなに?

彼

え?…一緒に住むこと

私

生計を共にすることが、結婚なんだ?
それって同棲と何が違うの?
…ごめん、今更だけど、あなたと結婚観が違いすぎるわ

10年近く付き合ってきて、何度も結婚観や結婚後の生活のことなど話してきたけれど、彼は私の希望はろくに聞いていなかったんだ。
彼にとって結婚とはただ空間を一にすることでしかないんだ。
私がライフプランを変えることは彼にとって当たり前で、彼の価値観を尊重するために、私は働きたくても専業主婦がお稽古事に行くぐらいしかさせて貰えないんだ。
この人と結婚したら、たぶん子どもの事情よりも旦那のライフプランが優先されてしまう

この人に背中を預けても、私の欲しかった家庭が築けるとは思えない。

そこまで考えたら
「あっ、もうこの人は私の人生にいらない」
と冷めてしまったのでした。

三十路に入っていたこと、毒親持ちであること、自営業になっていて生活が安定しないこと、夫となる人のところに引っ越さない前提であることなどから、私はもう一生結婚できない覚悟をして彼と別れました。

余談ですが、別れてから一週間後に
「来月で関西に戻れることになったよ!」
「そうなんだ、希望が叶って良かったね」
「関西に戻ったらプロポーズしようと思ってた」
「んーでももう別れたしね、遅かったね」
「ヨリ戻したい」
「むり~もっと合う人探して~」
ってやりとりしたのに、なんでかツイッターでは元彼が私を振ったことになっていました。

旦那と数年ぶりの再会を果たす

彼が元彼になって数日後、何年も特に連絡してなかった現旦那から「今度みよちゃんのイベントに遊びに行くよ」と連絡が入りました。

嫁を連れて来いと笑ったのですが、当日来たのは旦那単身。
スタッフは旦那が知ってる面々だったので、打ち上げに旦那も誘うことに。

私

奥さんに会うの楽しみだったのに、なんで連れてこなかったんよー

旦那
旦那

実はあの後、すぐに婚約破棄されちゃったんだよね

私

まじか!もう結婚してると思ってた!

旦那
旦那

みよちゃんこそどうなんよ、今日〇〇来てないけど仕事?

私

こないだ別れた!

旦那
旦那

まじか!そっちこそ結婚してると思ってたわ!

そこから1ヶ月後にようやく元彼のことを吹っ切ったので

私

せっかくパートナーがいない状態になったので、ワンナイトラブとか謳歌する!

とSNSで宣言したところ

旦那
旦那

謳歌しないでください

私

気持ちは嬉しいんだけど、 私は親の仕事を継ぐつもりだからもう関西から離れられないよ。
あなた長男だからダメでしょ。

旦那
旦那

僕の親も兄弟も、僕が地元に帰ってくることはないと思ってるから大丈夫。
僕がいずれそっちへ引っ越せばいいんでしょ。

という流れでお付き合いに至りました。

お互い三十路も半ばで結婚願望はあったので、結婚前提でお付き合いを開始

3ヶ月後に婚約

半年後に入籍

一年後に挙式

一年後に妊娠

と、トントン拍子に進み現在に至ります。

なお我が家のグチャグチャは友人時代から愚痴っていたのでざっくりとは知ってくれている状態で、詳細はデートの都度、少しずつ話していった感じです。

あのとき、私はさっさと元彼と別れて、旦那を襲っとけば良かった。

そしたら当時無職だった旦那は、そのまま関西で就活したよね。
大阪で人手募集してるところない?って聞かれてたんだよね。
でも恋人でもないのにそこまで世話焼くのはどうかって躊躇して、紹介しなかったんだよね。

まあ過ぎた話をしてもしょうがないんだけど。

結婚は勢いとタイミング、ではあるが

よく「結婚は勢いとタイミング」と言います。
私もそう思っています。

元彼と付き合っていた時、彼の転勤のたびに「今がそのタイミングでは!?彼には勢いがないから、私が勢いをつけなくては!」と思って逆プロポーズしていました。

しかし、勢いやタイミングをどちらかが努力して作らないといけないなら、それはあまり合っていない関係性なのではないかなと、今では思っています。

旦那とは、どっちがどうと言い出すわけでもなく、自然とタイミングが来て、そのタイミングに自然とそれをこなせる勢いがあったんですよね…。

違いは何かというと、元彼は自分だけで人生設計をしていてそこに私の意思は不在で、同じ目標に向かっていなかったのです。
一方が「今がタイミングだ」と思っていても、一方にはそうでなかったりするので二の足を踏んで、物事が進まないのです。

旦那は一緒に目標を設定することができ、考え方ややり方の差で摩擦が生じた時も、どうすればそれが解消できるか一緒に考えて「夫婦のやり方」を模索していくことができます。
だから特にタイミングだとか意識することもなく、当たり前に話が通じて、当たり前だという流れで物事が進んでいくのです。

結婚とはなにか?

色々とご縁があって結婚を考えた時、あなたとパートナーにとって、結婚とは何かを話しておくのをオススメします。

私にとって、結婚とは自分たち二人を中心にして新しい1つの家庭を築いていくことでした。
そのためには、お互いに背中を預けられる信頼関係が必要です。
繰り返しになりますが、どちらかが我慢をすることで成立する関係では、いずれ無理が出て壊れてしまいかねません。
だから、私の我慢が全く伝わらない元彼では、私には合わなかったのです。

夫婦はもともと別の家で生まれ育ち、異なる価値観で育った違う人間です。
衝突することがあるのは当たり前です。

  • 衝突した時に意思疎通して、協力して問題の解消を図れるか?
  • 欠点や違いをどれだけ受け止めることができるか?(我慢ではありません)

そういう面から関係を見つめて行くことをオススメします。

夫婦は紙切れ一枚でいつでも他人になれてしまいます。
空気のように、存在して当たり前。
そして空気は、なくなると生きていけないものです。

失ってから後悔する人が減りますように。

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